05/01/29 17:50:42 0
>>137の続き
「ふぅぅ、いい風呂だった」
食事の時間が長引いてしまったこと、今夜がこの冬一番の冷え込みになりそうなこと、
またわざわざ寝室の準備をしてもらったこと、など色々な理由が重なり、
結局俺は、この家に泊まっていくことにしたのだった。
見るからに良質な生地のガウンを身にまとい、みんなにお休みを言った後で
俺は用意された寝室に入り、すぐにベッドに横になる。
………、それから1時間はすぎただろうか。
「眠れない…」
俺は何度目かの寝返りを打つと、一人そう呟いた。
体が疲れていないわけではないし、俺は枕が替わると眠れないタイプというわけでもない。
ただやたらと目が冴えていた。
もちろん理由は自分でもよくわかっている。
「俺、昨日この家でやっちゃったんだよなぁ…」
この屋敷でこうして寝ていると、嫌でも昨日の桃子とのことが頭をよぎる。
透き通るような白い肌、青い果実のような瑞々しさを含んだ乳房、そしてあの妖艶な微笑み…、
思いだすだけで俺の男の部分が痛いくらいに激しくうずき始める。
まして当の彼女は今、同じ屋根の下で寝ているのだ。
このまま桃子の部屋に押しかけて、あのか細い体を思うがままに蹂躙したい…
そんな考えが後から後から沸き起こってくる。
ふいにドアをノックする音が部屋に響いたのは
そんな風に悶々としていた時のことだった。