08/05/26 21:14:12.48 RDyPrqwQ0
それで用が済んだとでもいうように、少女は本に目線を戻し、再び読書に戻った。
「長門さんとやら」俺は声をかけた。「こいつはこの部室を何だか解らん部の部室にしようとしてんだぞ。それでもいいのか?」
「いい」
長門有希は本から目をそらすことなく答えた。
「いや、多分ものすごく迷惑をかけると思うぞ」
「別に」
「そのうち追い出されるかもしれんぞ?」
「どうぞ」
うむ、まるで無感動というか感情がないかのような返答だ。心の底からどうでもいいと思っているのだろうか?
「まっ、そういうことだから」
ハルヒが先ほどの宣言を続ける。
「これから放課後、この部室に集合ね。絶対来なさいよ。来ないと死刑だから」
お前は小学生か!というツッコミは封印した。ハルヒの満開の笑顔で言われたから、不承不承ながらうなずいた。
死刑はいやだったからな・・・そういうことにしておいた。