ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」at NEWS4VIP
ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 - 暇つぶし2ch389:新・孤島症候群 結 6/16  ◆VDgHU0rDdk
08/05/26 14:55:42.12 XZgcW1X70
「わき目も振らず一階にいっちゃいました」
 ま、そうですとも朝比奈さん、あの時の俺はまったく周りを警戒せずに一階に向かったんだったな。
「やっぱりどう見てもそっくりね、全然見た目じゃ判断できないわ、まさか双子ってんじゃないでしょうね」と、ハルヒ。
 恐ろしいことを言うなよ。
 
 話題を変えることにする。「あー、そうだハルヒ」
「なによ」
 俺はこの後、二階の俺の部屋潜む予定なんだ、だから推理が成り立ったらその前で披露してもらいたいんだ。
そこでちゃんと事件の推理とどっちが偽者なのか判明してくれ。お前の推理が正解ならそこで事件は解決。大団円だ。
「何言ってんの、あたしの推理力なら正解するに決まってるでしょ、間違うなんてありえないわ」
 まぁ今回はそのハルヒの推理どおりに事を運ぶつもりだからな、たしかに間違うなんてありえないってのは当たっているがな。
だが、いつも思うがその自信は一体どこから湧き出してるんだろうか? とはいえ、自信なさげなハルヒなんてのも想像しにくいが。
 
 そのハルヒも今は一階に向かって階段を降りている。絶対ニセ俺の証拠を見つけ出してやるって背中が語っているようなふんいきだ。
まったく、わかりやすいヤツだな。くれぐれもお手柔らかにたのむぜ、本当はどっちも俺なんだからな、
軽く脅かしてやるくらいにしといてくれよ。
 
 
 ともかく、今のところどうにか辻褄合わせだけはうまくいっているようだ、まったく、
ハルヒに見つかった時は一体どうなることかと思ったが、考えてみればどうやらこれも既定事項らしい。
 俺は手の平に書かれているバツ印を見ながら、
今頃一階でビクビクしながらハルヒを探しに行っている過去の俺のことを思い浮かべた。
そういや、あのときのハルヒは変によそよそしい感じだったな。らしくないなと思ったが、
あの時には既に偽者だと決め付けていたと考えればしっくりと来る。急に夜食作り始めたのも俺を観察するためだったんだろう。


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