08/05/23 23:20:27.25 FIhzCEgk0
テキストエディタを前にすると、途端に全身の汗腺が全開になり、身体が震え、動悸がして、吐き気を催す。
いったい自分はどうやって、この未開の地平を旅していたのだろう。
そんな思いが頭をかすめると、もはや両足は弛緩し、使い物にならず、自分は一本の葦ですらなくなる。
僕は旅をしていた。確かに旅をしていた。
そこには無限の自由があり、果てしない想像があった。
あったはずだった。
いまや僕は何者でもない。
いつか描いていたはずの物語は、もうどこにも存在しない。
僕のおとこたちは、もうどこにも存在しない。
僕の楽園。僕の神。僕の髪。かみ。
…………。
うおああああ禿げてねええええええええええええええええええええええ!!!!!!!
何「だああ何つう夢だあああ!」