08/04/23 11:56:01.05 eau+l2+P0
瀬尾佳美 青山学院大学准教授
総務省による所得税、住民税の試算は各階層毎に発表されているようですが、実にすべてがセンギョー基準のようです。
まあこれは前回指摘したのでいいんですが、今回はその数字
年収300万円 所得税0円、住民税700円
年収500万円 所得税2800円、住民税11300円
(いずれも今年6月から)
年収300万の人って、税金払ってないんですね。払ってないのに選挙に行き、払ってないのに公道を歩き、
払ってないのに公教育が受けられて、ときに給食費を踏み倒したりできるわけです。日本ってい~~~~~い国ですねえ。300万といえば月25万。らくらく暮らしていけます。
ところが年収がわずか1.6倍の500万になると実に住民税は16倍にもなります(前者は点がはいってますからね、「いってんろく」ですよ、
それにたいして後者は「じゅうろく」ですからね)。所得税にいたっては∞倍(2800/0)。この国で働くことは損だ、ということです。
これが年収1500万になるとすごいですよ。所得税75530円、住民税82900円。年収が500万から3倍にしかなっていないのに、所得税は27倍、住民税も8倍近くになります。
つまり国や地方からみてみれば、年収1500万円のエリート一人は、年収500万の15人分の価値があるということです。
年収300万の人間にいたっては、100人束になってもたった一人の1500万にかないません。
年収1500万の人を仮に桐野箱に入った宮崎産マンゴーとしますと、500万はフィリピン産の黄色マンゴー、300万は食べ残しの皮と種、ってかんじでしょうか。