08/06/24 22:45:18 vp2orxAo0
簡易バレ来た
夜空に瞬く星
てくてくと歩く人影
シカマル『ったく、火影様も人使いが荒いぜ・・。しかし、サクラの奴・・・』
回想シーン
シカマル『・・何だよ？サクラ・・何かあったのかよ？・・』
サクラ 『・・・シカマル・・師匠は大事な人を・・・』
シカマル『ん？・・・何なんだ？火影様の大事な人って・・・』
サクラ 『・・・・・ジライヤ様が・・・』
ピタッと足を止める、シカマル。
既にある建物の前に来ている。コンコンとドアをノックするシカマル
シカマル『・・・チィッ・・・やっぱ、暗号解読班はもう居ねーのかよ・・・』
シカマル、暗くなった解読班の丸い窓を見上げる
丸い暗闇に車輪眼
鬼鮫 『水影様・・マダラさん。鷹に人柱力を差し出すと言う考えは少し危険じゃありませんか？』
車輪眼がすっと動く。
マダラ『相変わらず、心配性だな鬼鮫。波切一族の性だな・・・』
鬼鮫 『（ニヤリ） そうは言っても、あなたと同じうちは一族に人柱力を与えたら
とんでもない事になりませんか・・。あの車輪眼で操られたら・・・』
マダラ『こちらに鷹の爪を向けて来るとでも言いたいのかな？
人柱力はこっちにも車輪眼があるのだから何とかなるが・・・』
鬼鮫 『・・・・』
マダラ『まずは、お前の身を案じた方が良いんじゃないのか？
やるとなったら、手が早いみたいじゃないか・・。
クックックッ・・・まあ、俺はフカヒレスープを食べてみたいがね・・』
鬼鮫 『困ったお方ですね・・。まああの小僧もお兄さんと、同じ運命を辿る事になる訳ですがね・・
・・分かりました。人柱力の件は安心しました。
サスケ君の車輪眼より、貴方の左の車輪眼の方が恐ろしい事は存じておりますし・・』
マダラ『・・・サスケはイタチの車輪眼を拒否したしな・・。
イタチと違って、オツムが良くない子だ・・・・』
鬼鮫 『・・・ところでゼツは・・・・・・？』
マダラ『・・リーダーの所だ・・・。九尾を早く連れてくる様伝えに言った・・』
鬼鮫 『便利な人だ・・・』
シカマル『ったく、どうすりゃ良いんだ・・・』
頭をガツガツ掻きながら歩くシカマル
・・・・『申し・・、シカマル殿では無いか？』
びくっと振り返るシカマル
シカマル（・・・コイツ・・・気配を感じなかった・・・何者だ！？）
シカマル『・・あんた・・礼儀が無ってねーなぁ・・まずは自分の名を名乗るもんだぜ』
・・・・『すまないが、俺には名は無い・・・・』
シカマル『名が無いっ!!？』
（!!!っ。あの仮面。暗部か・・・・？何故・・・？）
・・・・『相談役様がお呼びだ・・ついて来て頂きたい・・・』