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222話 助っ人
『いやだ…』『もう いやだ』
授業中に眠りながらも声を聞く良守
最近チョークが良く折れるな、といいながら良守にチョークを投げる教師
一方夜行から助っ人が来ることを閃が電話で聞き、良守に報告
予言があたる事を危惧する閃だが、良守は外からくる危機よりも烏森自身の状態が気にかかる
閃「あのな 余計な注目は余計な動きだって生む
危険が迫ってることには変わりない
絶対気を抜くな
あと あの予言当たるらしいぜ」
電話回想・閃『100%!?そんな的中率ありうるんですか?』
電話の相手・細波『と、いうかな… 変えられない未来しか
言葉…つまり予言にはしないしきたりらしいんだ』
閃『言葉ってことは…あのイメージ…』
細波『そう お前の観た烏森崩壊のイメージについては回避できる可能性が高い
それに烏森に現れたのは下っ端の娘だろ?その娘の所属してる予知能力者の団体では
これもしきたりで予言を行うのは選ばれた一名のみとされてる』
そういや主人とか言ってたな、と思い出す閃
細波『だがこの団体は本来存在自体が極秘扱いでね
その予言が流出するなんてのは絶対にありえないことなんだ』
閃『え…なんでそんな事態に…?』
細波『詳しくはわからん だが― 裏会が壊れはじめてるのは確かだな』
全てをうまく渡りきらないと生き残れないとどこか自嘲気味に話す細波
閃には詳しく説明ないまま電話は終わる