08/08/16 19:41:13 pZO6EjzD0
んじゃ詳細ネタバレ
一言で言うと「魔女の宅急便」ですw
幼い頃のごっちんとミツキの会話から
伍「ミツキよ うさぎになりなさい 月に向かって跳ねるのだ さすれば毎日が楽しくなる
お母さんと出会って オレが知った事だ」
ミ「へーーー…?月が曇って見えない時はどうするの?」
伍「む… ……… …お母さんにききなさい」
ミ「ハーイ」
父の言葉の意味を理解せぬまま、十五歳になったミツキ
うさぎ道場が講武館に勝ったことがきっかけで社会は変わり自由な世の中になった
そんな伍助と夫を支える志乃を親として尊敬しているミツキだが父がどれほど凄いのかはよくわからない
いい年をしていつまでも親の脛をかじるのは気が引けるので独立して一ヶ月
ミツキは飴細工で生計を立てているが不器用なのでさっぱり売れない
大繁盛の向かいの飴屋に対抗心を燃やすミツキの隣にある日、変な格好の青年が現れる
ミツキの下手な飴細工のうさぎをうさぎだと見抜いた青年は何故か感動してミツキに抱き付くなどセクハラw
青年の名はマサツネ、江戸随一の仕立て屋を夢見て甲斐の田舎から江戸出てきて隣に住むという
向かいの飴屋に対抗心を燃やすミツキに江戸随一の飴細工職人を目指しているのかと問うマサツネ
ミツキはただ向かいの飴屋に勝ちたいだけで勝ったら飴屋はやめるという
やめたらオレの店を手伝わなかいかなどと軽いノリのペースを乱されっぱなしのミツキ
マサツネが引っ越してきてから数日経った頃、近々近所で祭りが開かれるというのでミツキは
向かいの飴屋に勝つチャンスだと夜中まで飴作りに励む
ある夜、マサツネが布切バサミを貸してくれとやってくる
そんなもの持っていないミツキは刀を持ち出してきて布を綺麗に裁断する
小さい頃は道場に通っていたが女一人だと浮いてしまうからとやめてしまったミツキだが腕は確か
同心以外は帯刀禁止の現代に何でそんなものを持っているのかと問うマサツネ
曰く父のお古で護身用に持って行け(持って行かぬならオレが毎日行くw)と持たされたらしい
ミツキの父が元武士と知り、自分の家も元武家だというマサツネに複雑な表情のミツキ
マサツネに名を問われたミツキはただ一言「…ミツキよ」と答える
ミツキは独立したその日に向かいの飴屋に雇ってもらおうと訪ねていた
しかし、ミツキが宇田川伍助の娘だと知った飴屋は伍助を貶す
自分は元武家で、伍助が余計なことをしなければ、今でも帯刀さして偉そうにしてるだけで
仕事も嫁も不自由しない楽な世の中だったはずで、面倒くさい仕事などしなくてもよかったと
そんな風に言われたミツキはその店をすぐにやめ、見返すために自分で飴屋を開いた