08/07/10 16:05:15 Mnh3P51y0
>>538続き
―反蔵の長屋(2ページ)
「いよいよ明日か・・・」と言いながらおもむろに手鏡を手にする。
鏡で左目にかかる髪をあげ険しい表情「・・・負けねェ 絶対負けねェ・・・」と決意している。
一息ついた後でうさぎの面を見てなごやかな顔をする。
大きく息を吸い「よオォし!!! やってやるぜオラァ!!!」と一喝――
―吉原(1ページ半)
柵にもたれかがりながら「吉原(ココ)ってよ・・・ いい所なんだろーな」と薄雲に語りかける兄貴。
薄雲「アラアラどうしたんです急に? 今更聞かずともよくご存知でしょ?」
そういうことじゃなくて身売り分は稼いでるのに何でずっとここに居るんだよ他のヤツは命がけで出てくヤツもいるのに。と摂津。
薄雲「別段 ここを出る理由もございませんので・・・」
少し間が空いて摂津が薄雲に明日試合があることを教えて薄雲が嬉しそうな顔する――
―江戸城(1ページ)
・伍助の友人2人が大掛かりな舞台を見て、
細い方「あの伍助がよ」
太い方「ああ あの伍助がな」とたそがれる―
・算盤を弾くキク
加四郎「その辺にしとけキク 明日は城に行って試合を見るぞ」
キク「お! 楽しみだなお父!!」―
・ヤマネコ道場の一団がどっちが勝つかなぁーと会話
定乃丞「そればっかりはわかんねェさ ま、買って欲しい方ってのはあるがな」―
・鳶衆が宇田川の旦那が立派になったもんだな・・・と言ってる――
―講武館(半ページ)既に夜になっている
清木に話しかける部下
外を見る清木(見ていろ・・・ 鰐淵・・・)――
―母親の場面に戻る
硯を磨っている母親。
母親「フフ・・・」「使いやすいわねこの硯」――
※ちなみに硯は定期的に硯用の砥石で磨かないと墨がすれなくなります。
―朝日が昇る。
うさぎ道場の前で志乃と伍助が早く着きすぎたかなぁと話してる。
暫くしてみんな一緒に到着。
「・・・うむ!」と言い出かけようとする伍助。
それを呼び止め今晩のおかずは何が良いか聞く志乃。
伍助悩んだあげく「大根?」と言う。
志乃が「わかった!じゃあ大根で!!」と言い、
「それじゃ・・・ いってらっしゃい!!」
志乃「作って待ってるからね!!」
伍助「うむ 行ってくる」
道場のうさぎをバックに満面の笑みで
志乃「えへへ」
終わりー