08/06/06 23:43:56 MGD4pbfZ0
昔この業界にいた俺が3大少年誌の編集の特徴を書いてやろう。
ジャンプ…作家と担当は1対1。個々の編集の力は強いが、作家はかなり自由に作品が描ける。
だが、ご存じの通り10週打ち切りあり、専属契約必須なのでドツボにはまる可能性も大。
3大少年誌では一番作家の自由度が高いので、
才能がある作家だったら売れる前に潰されることは少ない。売れた後は、まあ様々。
ジャンプタイプの有名な編集者はマシリト。
マガジン…作家と担当は1対多。編集はチームを組んで担当する。
チームには講談社社員以外、編プロの人間が入る事も。
データを重視し、綿密な取材を行う。
企画が先にある場合、その企画に合う作家をコンペで選ぶ。
編集チームが話の内容、場合によっては簡単なネームまで切る場合があるので、
作家はほぼ作画オンリー。(企画もの以外はその限りではないが)
専属契約はジャンプほど徹底したものではないが存在する。
マガジンタイプの有名な編集者はキバヤシ。
サンデー…作家と担当は1対1。ライクのブログにある通り作家がほぼ原作者である場合が多い。
つーか編集王みれ。基本あんな感じだから。(編集王自体、編集の企画だしね)
いま話題になっている通り、非常に編集の評判は悪いが、
何故か小学館を離れられない作家はかなりいる。
同じ編集に描かされるという立場でもマガジンに戻りたいというのはなかなか聞かないが
サンデーには未練タラタラな作家を何人か見た。
まあ、絵だけ描くのは楽だし、編集の原作だったら印税から原作料とられないしね。
サンデータイプの有名な編集者はナガサキ…かな、サンデーにいたことないから
ちょっと違う気もするけど。