08/06/07 14:58:57 ydVLaYRj0
先週の ・・・藍・・・染・・・ から
平子「やっぱしおまえやったんか」
藍染「気づかれていましたか。流石ですね」
平子「当たり前やろ・・・」
藍前「いつから?」
平子「お前が母ちゃんの子宮ん中おる時からや」
藍染「成程」
平子「俺はずっとオマエを・・・危険やト・・・信用でけへん男やとおもっとった
せやから俺はオマエをウチの副隊長に選んだ・・・オマエを・・・
監視するためや 藍染・・・!
藍染「・・・ええ 感謝しますよ 平子隊長。あなたが僕を深く疑ってくれたおかげで
あなたは気づけなかった」
平子「・・・きづいとったいうてるやろ・・・
藍染「いいえ。気づいてなかったでしょう?この一月。あなたの後ろを歩いていたのが
僕でなかったということに」
平子「・・・な・・・!?」
藍染「”敵”にこの世界のあらゆる事象を僕の意のままに誤認させる
それが僕の斬魄刀「鏡花水月」の真の能力です。其の力をさして
”完全催眠”と言う」
平子「・・・完全・・・・・・ ・・・催眠やと・・・・・・!?」
藍染「あなたは鋭い人だ 平子隊長 あなたが普段他の隊長が副官に対する
それと同じように僕に接していたなら或いは見抜くことが出来たかもしれない
だがあなたはそうしなかった
あなたはぼくを信用していなかったがゆえに、常に僕と一定以上の距離を保ち
心を開かず、情報を与えず、決して立ち入ろうとはしなかった。
だからあなたは気づかなかったんです。僕が、まったくの別人にすり替わっても
僕の身代わりをさせた男には、僕の普段の行動とMあなたや他の隊士・隊長
に対する受け答えのパターンをすべて完璧に記憶させました。
もしあなたが僕のことを深く理解してたなら、僅かな癖や動きの違いに
違和感を覚えたでしょう
あなたが今そこで倒れているのは、あなたが僕のことを
何も知らないでいてくれたおかげなんですよ。平子隊長
平子「・・・藍染・・・」
藍染「・・・それからもう一つ」
「あなたは先程僕に”監視するために副隊長に選んだ”と言いましたが
それは間違いです。隊長の「副隊長任命権」と同様に
隊士側には「着任拒否権」というものがあります
まぁ実際にそれが行使されることはまれですが。それで僕には
”副隊長にならない”という選択肢もあった。
なぜそうしなかったか。・・・理想的だったからです」