【三戦板】 自治新党その130 【新秩序】at WARHIS【三戦板】 自治新党その130 【新秩序】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:15:26 先人の失敗から学べない奴が何で歴史を語る板にいるんだろw 151:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:16:26 「歴史を語る板」として括るのはどうかと思うがなー 152:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:17:43 三戦以外に語れる板いっぱいあるもん 153:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:17:46 本気で歴史を語りたい奴は史板なり戦国板なりに行ってる こんな糞板にいつまでも残ってる奴がまともに歴史を語りたいなんて思ってるわけないだろ 154:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:19:57 むしろ三戦の規制強化は他の板に迷惑との説もある 155:無名武将@お腹せっぷく 08/11/17 14:42:52 待て これは 戦国板の罠だ 156:ロコふるーちぇ ζ ◆YI1yrpC6Lo 08/11/17 18:19:38 フェレンツァの姫と別れた後、その日の夕方には俺も東方への船に乗り込んでいた。 傷心を癒したかったし、銀髭が方々に放った追手がヴェネートに入り込むのは時間の問題だったからな。 ベアトリーチェを底部の厩に運んでもらい、俺もそそくさと手形に印を押してもらった。 ダリオ≪緑の庭師≫に任せた薔薇園はどうなっているだろうか、 これからの道程が、彼女の旅路と交わることはあるだろうか…… そんなことをぼんやり考えながら、ゆったり流れていく時間を過ごしていた。 船はやがてビュザンティオン≪東と西の交わりたる帝都≫に着くから、 ハギア・ソフィアの大聖堂に真っ先に向かおうと考えていた。 女のことを忘れるには、敬虔な気持ちで五本山巡礼の旅をするなんてのもいいじゃないか。 面倒ごとに見舞われたのは、何日目のことだったか忘れてしまったが、 とにかく船旅の間に日付の感覚が鈍くなっていたんだ。 期せずして、姫と俺の道は交わることになった。 背筋が凍りつくような感覚が先立ったと思う。 続いて現世のものとは思えない、それにしては懐かしい旋律が聞こえてきた。 船客はわれ先にと甲板へ上がってその歌声に聞き惚れていた。 歌声の主は、灰色のごつごつした岩礁に座して、客の一人一人と目を合わせて、 暗い海中へと誘う哀しい旋律を歌っていた。 信じられなかった。セイレーンの顔は、フェレンツァの姫と瓜二つだったんだからな。 もう意識を保ってもいられない。他の人がそうであるように、俺も次第に歌声に支配され始めていた。 彼女が俺の目を見据えたら、多分それが現世で最期に目にするものなんだろうと思ったぞ。 ところが、俺はこうしてここに生きている。 いくらか記憶が飛んでいるから説明ができないが、 気が付いたときには、ビュザンティオンの港で好奇心旺盛なギリシャ人達に見下ろされていた。 ……だから夢だったのかもしれないが、薄れていく意識の中で 歌声とはまた違った声を聞いたような気がしたんだよな。すごく哀しい声で、 〝Addio.....〟 ってな。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch