09/05/16 20:21:34 zuJw8EKg0
若手選手の試合出場機会を増やして強化、育成を進めようと、
Jリーグの改革プロジェクトチームがまとめた計画が明らかになった。
プロ契約選手を25人に絞り、控え選手によるサテライトリーグ廃止を盛り込むなど大きな改革案となっている。
チーム編成や、「アカデミー」と呼ぶ18歳までの育成部門にも影響を与えるだけに、
早くも難色を示すクラブも出ており、今後の協議の行方が注目される。
「JUMP」と名付けられたプロジェクトは、Jリーグ監督経験者として
原博実・日本サッカー協会技術委員長をはじめ、Jクラブの社長、選手育成担当、契約担当のほか、
高校、大学の指導者らを集め、3回にわたる協議で改革案をまとめた。
23歳以下選手の出場実績を調べたところ、昨季はJ1で88人(約39%)、J2で55人(約29%)が出場せず、
J1では出場時間450分以下が153人(約66.5%)に達することがわかった。
惨敗した昨夏の北京五輪男子代表では所属クラブで先発する選手がほとんどいなかったこともあり、
「試合環境と各クラブの保有選手数が適合していない」と現状を分析。
欧州や南米の実情を参考にしながら、出場機会を確保するための根本的な解決策を探ってきた。