08/12/25 10:21:45 aZnDEUYHO
追い出すべきは、馬渕ではなく、他の取締役ら。
08シーズンの陣容を固めたのは、馬渕ではなく、彼ら。馬渕の就任は、本来、6月であり、早まった彼の就任時での08シーズンの陣容は、他の取締役らが決めたもの。
組織が官僚化している。
社長として長くやりたければ、他の取締役らの言いなり。改革しようと歯向かえば、返り打ち。取締役会は多数決、社長といえども一票でしかない。
社員から他の取締役らに対する信頼が厚いのは当たり前だ。社内に波風立てず、自分らに不都合な事は起こそうとしないし、起きないのだから。
進捗状況を聞いて「問題ないです。大丈夫です」と返ってきても、ちゃんと状況把握するようにしないと、にっちもさっちも行かなくなった後に「ちょっとマズいことに・・・」と報告されることになる。
誰も自分が問題を抱えていると見られたくないから、言い出さない消極姿勢。一度ウソの報告をしてしまうと、ウソをついたことがバレないように、ウソをウソで塗り固める負の連鎖が起きる。
組織が腐敗した際には、株主が自ら動かなければ、組織内部の意識改革はなされない。
それ以上に気になるのは、内山監督時代からのチーム内の人間関係だ。選手間では、チームワークどころか、バラバラになってしまい、入れ替え戦という最悪の結果に終わった。
練習では、派閥メンバー以外への声掛けはなりを潜めた。外国人、移籍組、サッカー学歴劣等生は孤立化。内山監督になり、他にも行き先がある外国人らが逃げ出したのも当然である。
それだけに、オフトはいかにチームがまとまるかを最重要課題にし、選手を選びスタメンを固定した。コミュニケーションを高めている時間的余裕はなかった。フィジカルを上げるだけで一ヶ月を要した。
オフトは今までと違う、ジュビロの血を継いでいない移籍・外国人・サッカー学歴劣等生によるスタメンを見せることで、現場の実情を暗に示した。
崩壊したチームで、あのメンバーを選んだのは当然の結実である。守備重視を単一の目標にしたのも当然である。
このコミュニケーション崩壊の責任は、内山と柳下にある。
監督とコーチの関係が、それ以前の監督とコーチ、オフトと柳下したみたいに、“壁”がある関係ならまだしも、内山と柳下はニ人三脚だったのだから。