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ヴェルディーウォーズ
「この物語は、あるプロサッカーチームの荒廃に戦いを挑んだ一人の監督の記録である。
J2界においてまったく弱体したチームが、この監督を迎えてからわずか2年にしてACL優勝をなし遂げた奇跡を通じて、
その原動力となった愛と信頼を余すところなくドラマ化したものである。」
2009J2開幕戦 0対112で完敗。
高木「お前ら、試合が終わってどんな気持ちや。なんか言うてみい。悔しいのか、嬉しいのか。お前らの率直な気持ちを言わんかい。
ここ数ヶ月の苦難の結果が112対0や。なんでこんな開きが出るんや。
相手は同じJリーガーやないか。年齢層も同じ、給料も同じ、頭かて同じで変わるかい。それがなんでや。
悔しくないのか。お前ら、男と違うのんか」
服部「悔しい!俺は、こんな負け方いやじゃ。死んだほうがましや」服部号泣。つられて全員号泣。
高木「お前ら、勝ちたくないのか。」
平本「勝ちたい。ちきしょう!」
高木「勝つためにはどないしたらええのや」
飯尾「練習です。」
高木「練習です?よう言うた。J2に勝つためには、せんならんことが山ほどあるぞ。ひとつひとつ自分のものにしていかなあかんのや。」
レアンドロ「はいっ」
高木「今日と言う日を忘れるな。いいか、敗戦の痛みは一生やが、拳骨の痛みは三日で消える。歯を食いしばれ。」
琢也は整列している全選手を殴り倒した。一人一人の頬を打つとき、彼らの痛みが琢也の心の底まで響き渡って、涙が吹きこぼれた。