08/12/28 03:46:23 ZBr/3tYO0
試合後、宇佐美が「今日はよかった。股抜きとかやって楽しかった。
楽しむことを忘れていたことが分った」と話したが、上野山部長は「今日の宇佐美は
評価すべきところがない」という評価だ。宇佐美自身はオフザボールの動きで、
ディフェンスラインの裏を抜けるプレーは出来るようになってきたと感じているが、
パスを出した後で歩きながら行方を見守っている部分などは足りない部分の一つ。
マークしているディフェンダーは宇佐美を棄てることが出来るから楽だし、
他のチームメイトに負担がかかる。「自分の持っているものを出し切ることが大切。
(宇佐美は)高校1年で(周囲と)力の差があって、『それをやれ』と言っても出来ない。
今はそれに目をつむっている状況。(彼の成長にとっては)無駄な時間。中学の頃から
メンタル面の教育をしないと駄目。これは(育成の)反省点。だから(トップに昇格させて)
環境を変える」。この上野山部長の言葉が宇佐美の現状を表す言葉だ。もちろん、
彼の持っている技術や可能性の高さに非凡なものがあるからこその厳しい言葉。
G大阪の4度目の優勝は「勝ってよかった」では終わっていない。
以上
2008.12.28 Reported by 松尾潤