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「七夕」読めない、98% 文科省
7月7日の年中行事「七夕」を読めない人が9割以上にのぼることが文部科学省の調べで明らかになった。
文科省の「七夕に関する意識調査」によると、無作為抽出した8歳~91歳の男女1000人を対象に七夕についての知識などを調査。
「七夕の読み方」「織姫と彦星を遠ざけている原因」「七夕に関する思い出」など20の設問に答えてもらった。
その結果、「七夕」という熟語を正しく読めない人が98%にのぼることが明らかになった。
文科省の担当者も「5年前におこなった同調査の結果では「七夕」を読める人が9割を超えていたはずなのだが…」と首をかしげる。
▽調査団の団長を務めた東京大学現代文化研究所・高畑義太夫教授の話
「年中行事である『ななばた』が読めないということは、それだけななばたに興味を持たない人が急増していることを裏付けている。
ななばたの短冊の場合、クリスマスと違って、いくら書き込んでもプレゼントがもらえないなど不満を持つ人が多いからではないだろうか。
今後はななばた行事を復興していく方面に力を注いでいくべきだろう。」