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携帯レッズプレス2008/05/07
レッズ、山内通訳に勇気を「千羽鶴から大きな勇気を」
今年2月に脳内出血になり、現在リハビリ中のオジェック前監督通訳山内直さんに
あるものが手渡された。
それは1日でも早い回復を願う浦和レッズサポーター有志の呼びかけによって
折られた千羽鶴。山内さんは
「選手でもスタッフでもない自分に送られるなんて」と非常に驚いた。
術後3ヶ月。今では表情も豊かになり、杖を使って歩くところまで回復した。
しかし依然として左手と左足に麻痺が残っている状態。身体が思うように動かず
苛立つ日もあるという。
観戦のためスタジアムに車いすで訪れた山内さんに、同じくリハビリで苦しんだ
田中達也は「リハビリは決して焦らずゆっくりと。そして絶対に諦めないで」と
声をかけたという。
回復を願う人達の気持ちが詰まった千羽鶴。これを見るたびに「苛立ちが無く
なり心が落ち着く。千羽鶴から大きな勇気を貰っています。やはりレッズの
サポーターの存在は偉大です」と山内さん。
現在、首位を走る浦和レッズ。選手・サポーターが戦う中、山内さんもまた
フッキに向け、リハビリと戦う。
文:佐藤亮太
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