08/04/24 18:23:42 IUrw0kA10
オフ明け恒例のフィジカルトレ。常に動き続けながらのボール回しなどハードメニューにも、
ダヴィは充実した表情で取り組んだ。
「フィジカルは上がってきているし、当然もっと良くなっていく。そうすればチームももっと良くなっていく。
ほら、天気まで良くなっているじゃないですか」晴天に恵まれたこの日空を指し、笑った。
一時は沈みがちな表情を浮かべる事もあったダヴィだが、ようやく明るさが戻ってきた。
チームとして1勝を手に入れたことに加え、自分の中に少しずつ自信が芽生えてきた証のようだった。
来日以降、ブラジルとは異なるサッカースタイルに戸惑ってきた。
「試合のリズムとか、最初から最後まで動き続けること。特に守備の部分はまったく違う」
母国では攻撃の中心だったため守備は"免除"されていたと言い
「今までの人生の中で"マークする"ということを知らなかった」と、驚くべき事実を口にした。
求められた意識改革。「やったことがなかったから・・・。朝起きて寝るまでマークのことを考えていた」とダヴィ。
そして、"自分"を捨てた。「チームのためにやるべきことをやる。自分のプレースタイルじゃないけど」
そんな変化がようやく19日のホーム京都戦で結果につながった。課題だった球離れの遅さは解消され
「守備の意識は持ってきている」と鈴木監督。"新潟仕様"になりつつある姿に手応えを感じているようだ。
今後の過密日程、少人数体制の中でダヴィは当然欠かせない戦力。
「まだまだ慣れなくちゃいけない部分はある。でも慣れてきたし、貢献していきたい」
そう力強く話した背番号8が、チーム再出発の原動力となる。