08/06/04 02:24:57 aIfP5+z20
本山が他の選手の特長・状況を見ぬき生かす才能があることは、
彼がトップ下やゲームメーカとしてチームに貢献し得る要素の
ひとつだ。同時に相手チームの選手の特長・状況を見ぬき、
抑える才能があることも本山のトップ下やゲームメーカーと
してのチームへの貢献を特長づけている。
この才能にかぎっていえば、小笠原や小野、遠藤も長けた
才能を持っている。本山などは、むしろ初めは、小野や
小笠原から学ぶことも多かったのではなかろうか。
しかしその領域において成長した本山と、小笠原や小野を
分けるものは、やはりスピードの有無、自由度の差異、
センスそのものの個性。それに過去強いられてきたチームでの
役割のちがいの結果であろう。
最後にあげたチームでの役割の結果とは、小野や小笠原とちがって、
汗っかきや守備でのプレーも多く体験しさまざまなポジションを体験し、
その経験・工夫によるプレーをもって、チームの他の選手の特長状況を
いかしたり、逆に相手チームの選手の特長や状況の弱点を引き出し
強みを抑えこむ組み立てやゲームメークに長けてきたってことだろう。
つまり本山には、組みたてややゲームメーカーとして自由を
与えれば与えるだけ、そのためのプレー手段が多いということだ。
・・・にしても本山の才能を特徴付けるもっとも大きいものは
スピード、自由度、センスそのものだろう。センスはそれぞれ
あるとしても、スピードと自由度は、比較にならぬぐらい日本では
図抜けている。あとは彼にその才能をいかす舞台をどう与えるか、
もとやまはそれをどう得てどう活かすか。楽しみだ。