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ユーロ2008のイニエスタは、 組みたてやとしては、
やや難点ありと見えた。アタッカーもしくはサポート役に徹して
いる時には見せなかったプレーにおける淀みが見えたこと、
それもあってリズムづくりに支障があったこと、
組み立ての幅、引出しがやや少なく、単調さも出た。
もっとも組みたての自在さについては、監督の采配に
制約されていた可能性もあるだろうから、もっと自在に
出来る可能性はある。だが流れを止める動きや逡巡は、
組みたての軸で無い時にくらべかなりに増えたのは確かだ。
しかも、そのために決定機を数多く逃していたように、
おでには見えた。切りかえしなどにも不自然さがあり、
もしかすると左足かなにか故障中だったかも。
イニエスタには早くから、デコの後継として期待していたので、
すくなからず、ユーロを見て失望した。しかし組みたてやの
軸としては経験も浅く、まだ今後に期待したい。
ただ、すでにアタッカーとして、スンバらしいので、選択肢が
極端に多くなりリズムづくりも重要になる組み立てやの軸への
変身に難点があるなら、無理に組みたてやの軸をめざすことは
なかろう。それにひとりの選手に、組みたてやの主軸の役の
時間帯を長くしかも決定的な展開軸となることを求めるチームは
これからは特殊・・となるようにも思う。そのような
ことがトップレベルでできる人材も世界的に希少。イニエスタが
難しいと思えば、挑戦することで失うことの方が多かろう。
アラなんとか監督も最終戦では、イニエスタに組み立ての主軸を
やらせるのを止め、アタッカーとしてフルに活用しようとしていた・
ように見えた。