08/07/05 22:48:30 34AdoNmF0
イバが走りこみDFを引きつけて一瞬だが生まれたコース。
その一瞬をとらえて本山らしいコンパクトで早いキックタイミングの
シュートだからこそコースが空いているうちに、ボールが枠を捉えたと見るか?
それともいつものように走りこんだイバへのつなぎだけの選手として、
早いタイミングでシュートを匂わせるフェイクをいれ、DFを引きつけつつ、
イバにボール送るか、逆サイドにふるか。そのお定まりの展開場面の
はずだったのに、本山が余計なことしてシュートなんか決めやがってと
言うシーンとして見るところなのか。
後者であれば、状況を見て、本山がイバサポートのためのいつもの
単なるつなぎの役割を捨てて、いかにもイバにボールを送るぞと
いうフェイクから、コースが空いたのを見て、咄嗟に自分のゴールを
ねらったと・・見るということにもなる。余分なことしやがって・・だ。
どちらの感覚で見るかで、今日のゴールは、印象が変わって来る。
前者は鹿島の風土を知らない解説者の普通の見方。
後者は鹿島内のきびしい選手序列と役割分担の実際に慣れ親しんで来た見かた。
特に鹿島では分業がはっきりしていて、本山がシュートして良いシーンは、
陽動のための潰れ役か攻撃へのアクセントづけ、あるいはカウンターを
食わないためにとりあえずシュートで終れってことでのゴールへの期待の
ない守備的シュートが多い。そのいつもの状況から見れば、勝手に本山が・
・役割越えてシュートなんかうちやがって、ゴール決めていい気になるな・
・とかいうことで、後者の見かたの延長戦で本山が批判されそうな気も・・。
ゴール決めた後、ひたすらサポートと守備にまわる。
もうシュートになんか行きません。そう言う役は然るべきすたあが・
とでもいうように汗かく本山。そう言う本山に勘違い田代が
クレームつけたり注文したり・・というシーンを見ると。
折角のもとやまゴールも、後者の見かたよりで、勝手に役割超えたと
難癖つけられるようないつもの鹿島ムードありかも。