08/04/09 14:35:21 oYog3XdO0
Jリーグが、2010年からアジア連盟(AFC)加盟国の選手を
外国人扱いから外す方針であることが8日、分かった。
現行の外国人3人枠のほかに、アジア枠1つを設けるもので、
そのための検討グループを来月中に立ち上げる。
アジア全体の底上げを目的とするもので、韓国、中国なども賛同。
欧州のEU枠をイメージしたもので、最初は1人枠だけだが、将来的には人数制限も撤廃する。
Jリーグがアジアサッカー発展に大きな一歩を踏み出す。
アジアの選手のアジア各国リーグへの移籍自由化への第一歩となる「アジア枠」設置へ、
来月に「AFC枠検討グループ」を立ち上げる。
J事務局の人材育成グループを中心に、各クラブの強化責任者数人をメンバーに入れ、
プロジェクトチームを結成する。
現行の3人まで認められているJリーグの外国人枠のほかに、
アジア人枠1つを設け、2年後の実施を目指す。
J事務局の佐々木一樹常務理事は「AFC加盟国の選手に対し、
今の外国人枠とは別に登録できるようなシステムにしたい。
アジアサッカー全体の発展がJの発展にもつながる。
アジアの底上げは欧州、南米に追い付け! 追い越せ! にもつながる」と力説した。
既にJリーグのAFC枠構想を韓国も歓迎している。
Kリーグ金元東事務総長は「現実問題、アジアの選手が南米や欧州の選手と競合するのは難しい。
ライバル国同士で競争力も高まるし、活性化するのは間違いないわけだから、
アジア枠は必要不可欠かも。中国も同じ意見だと聞いている」と後押しした。
ほかの国が賛同することで、日本のメリットも広がる。
今まではJ1公式戦に出場できない若手は、出場機会を求めてJ2に移籍することが多かった。
しかし、レベルの高い韓国や中国、オーストラリアなどのトップリーグに移籍できる。
つまり若手のレベルアップにつながる。
より活性化すれば、他のアジア諸国はベテランの再挑戦の場としても期待できる。
佐々木常務理事は「アジア枠は日本が世界トップレベルになるための1つの課程です」と話す。
日本がアジアの域を超え世界に飛び出すため、まずはアジアを1つにする。
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