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統合失調症 - Wikipedia
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元々ドイツ語のSchizophrenieに対する訳語として、日本では明治時代に精神分裂病と訳された。
2002年に日本精神神経学会総会によって英語のschizophreniaに対する訳語を「統合失調症」にするという変更がなされた。
●妄想型 (ICD-10 F20.0)(en:Paranoid schizophrenia)
妄想・幻覚が症状の中心である。解体した言動が乏しい。統合失調症の中で最も多いとされている。30歳代以降に発症することが多い。
●緊張型 (ICD-10 F20.2)(en:Catatonia schizophrenia)
興奮・昏迷などの症状を呈する。同じ動作を繰り返す。
○思考の障害
・常同的思考
・抽象的思考の困難
○思考過程の障害
連合弛緩、滅裂思考(話の脈絡がなくなる)。顕著になると言葉のサラダ(意味のない単語の羅列を発する)といわれる状態になる。
話せない状況 思考に割り込まれるという鬱状態になり、考えが押し潰されて、まとまらない話になってしまう。
・的外れな応答(他人の質問に対し、的外れな答えを返す)
○思考内容の障害(妄想)
他人にとってはありえないと思えることを事実だと信じること。妄想には以下のように分類される。一人の統合失調症患者において以下の全てが見られることは稀で、1種類から数種類の妄想が見られることが多い。
・関係妄想(周囲の出来事を全て自分に関係付けて考える)
・誇大妄想(患者の実際の状態よりも遥かに偉大だ等と思い込む)
・宗教妄想(自分は神だ、などと思い込む)
幻覚を体験する本人は外部から知覚情報が入ってくるように感じるため、実際に知覚を発生する人物や発生源が存在すると考えやすい。
そのため、「悪魔が憑いた」、「狐がついた」、「霊が話しかけてくる」「宇宙人が交信してくる」「電磁波が聴こえる」、「頭に電波が入ってくる」、「脳の中に装置を埋め込まれた」などと妄想的に解釈する患者も多い。