09/03/12 21:13:27 bpT8et/D0
>>465
Ⅶ 松本サリン事件
5 村井の準備行為から出発まで
(1) 大石寺への下見
検察官が「共謀」があったとする6月20日から4~5日が経過した6月24日か25日頃、遠藤と中川は、静岡県富士宮にある日蓮正宗の大石寺(住所:静岡県富士宮市上条2057)に、
村井の指示で、サリン撒布の下見が行なわれていた。
その際には、遠藤が富士市でレンタカーを借り、中川を伴って、大石寺まで行った。
遠藤によれば、サリンを撒く対象についての下見ということではあったが、中川が、
「なぜ大石寺にサリンを撒くのか。」について尋ねたところ、遠藤は「分からない。」と述べた。
この事実から明らかなとおり、6月24日または25日になっても、どこにサリンを撒くかは決まっていなかった。
6月24日の段階ですら、松本市内に撒くのか大石寺に撒くのかという点についても、村井自身、未定の状態であった。後述するとおり、検察官の描く本件事件の動機に重大な疑問を投げかけるものである。
【滝澤尋問速記録(第182回)、中川尋問速記録(第103回、第184回1丁~、33丁~)】
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