08/09/16 18:29:11 qbFDcAFtO
>>594とか>>596とか他数人
俺が言ってるのは、ギアスは作品としての構成、プロット、ガジェット？が崩壊しすぎってこと
プロが考えてる話なのに、無駄な要素やその後に入った新たな展開のせいで存在意義が無に帰した要素自体が多すぎるという話
例えばCC記憶喪失のような話の盛り上がりのためにだけ用意された構成上不必要な要素が多すぎて全体の完成度が低下してる
ライブ感重視で完成度は二の次な作風ではあったけど、二期では全体のお話がまともに機能しなくなるレベルにまで来てる
他のキャラでも与えられた役割を代用できそうなキャラ、その色合いが強すぎて出てきた意味があったのか疑いたくなるような中途半端なキャラなども多い
早い話が全体の作りや仕掛けや計算が下手、未熟ということ
その中でも特に、ガチで全くハナから意味を失ったのがマオエピソードだって話
もうあれは他のギアス能力者をちょっと出して遊んでみました程度にしか受け取れない結果に成り下がった
もし作品に筋道の通った構成の妙や平均的な完成度を求めること自体を「自分の望む展開」と見なすならこれ以上のやりとりは無意味だな
俺は爽快なライブ感だけがあって楽しめれば話が矛盾してようが不必要な要素だらけだろうが構成が下手だろうが構わないというような楽しみ方はできない
それと洗脳ギアスを出し惜しみした理由の説明を何人かがしてくれたが俺には妥当だと思えるものがなかった
クロヴィスには事実上何度でも命令が可能になる洗脳ギアスの後に質問すればいいだけだし、即殺するのは勿体無いほどの権力財力コネクションを奴は持ってた、日本を統治してる王子だし
洗脳ギアスが可能なら使い道はどうとでもあったはず、これは他の大半のキャラにも言える
仮にルルーシュが鬼畜じゃないとしても、洗脳ギアスが可能だったなら修羅になるの決意後に洗脳ギアスを使い始めてないとあの決意はなんだったのかという話になる
それにルルーシュはそれほどに、あの決意すら偽物でしかなかったほどに甘いキャラだったんだという意見もあるかもしれないが、俺には洗脳ギアスは当初の予定ではそもそも設定上不可能だったんじゃないかと思う
分かりやすく例えを上げれば、カタセ少将のようにどうせ囮にしたり爆殺するなら洗脳するのとモラルの上で大差はない、なのにこれまで洗脳ギアスは一切使わなかった
一人につき一つの命令、だからよく考えないといけないという制約を突破し命令に幅を持たせられる洗脳ギアスをあらゆる局面で出し惜しみしてきたのはそれが本来は設定段階で不可能だったからではないのかと
もし仮に洗脳ギアスが最初から可能だったならそのこと自体に触れ、それをしない説明や伏線を入れておくべきだった
それがプロのやり方だろうし、これが一切ないせいで「それができるなら最初からやれよ」というツッコミがの余地が産まれる(ネットでこのツッコミしてる人はけっこういるぞ)
しかも洗脳ギアスを使っていれば変わっていた局面はいくらでもあるわけで、ルルーシュどんだけバカなんだよ、甘いとかプライド重視なんて次元じゃないだろと少なくとも俺は思う
だから話が頭脳戦の面からもストーリーの面からも根幹から崩れるような展開だという話
で、今までのギアスの使い方や性能実験を見るにこのギアスは本来製作サイドでは禁じ手というか設定上できないことになってたということじゃないかとも思うし
まあ本当に設定上洗脳ギアスが最初から可能だったと思ってた人はいないと思うし
当初の目的もナナリーも消えたからってのは申し訳ないが煽りでなく意味がよくわからない
ルルーシュは最初から特にナナリーのためなら手段は選ばないはずだし、どういう契機付けになったということなのか