09/07/01 00:52:04 VSkUW+dg0
■吉見、今季初勝利
■強振せずに左翼席へ
下園が同点となる2試合連続の3号アーチを放った。
1―2とリードを許して迎えた四回1死の第2打席。
フルカウントから外角の直球を強振せずにうまくミートし、左翼席最前列に放り込んだ。
「打った瞬間は芯でとらえていたので、もしかしたらと思った。外野が下がっていったので(本塁打を)確信した」
と声を弾ませた。
3年目の若武者は昨季まで47試合に出場したが本塁打は出ず、ファームでコンパクトな振りを身に付けた。
「2試合連続はやっぱりうれしい。ホームランを意識しないで、芯でとらえることを心掛けたい」と飛躍を誓った。
■コーナー投げ分け好投
先発2戦目の吉見が5回1/3を投げ、被安打5、奪三振4、2失点と好投し、今季初勝利を挙げた。
「出し惜しみせずに初回からどんどんいった」といいながら、安打と四球が絡みあっさり2点を先制された。
しかし、その後は内角の直球で詰まらせるなど、丁寧にコーナーに投げ分ける投球が光った。
前回先発した6月17日のオリックス戦は5回1失点と試合をつくっている。
左腕は「初勝利は正直うれしい。次もゲームをつくるようにしたい」と喜びをかみしめた。
田代監督代行は「中継ぎから自分の力で先発を勝ち取った。次も期待できる」と語った。
■監督語録
「吉見は苦しい展開だったけれど、よう踏ん張った。加藤(康)も連日いいピッチングをしている。
最近はきっちりと野球ができているので今後につながると思う」
■内川(三回2死三塁で1点目の右前適時打)
ここで打つのと打たないのとでは大違いと思い、気を引き締めて打席に入った。
■佐伯(五回に勝ち越しの中前適時打)
打ったのはカットボール。きょうは1打席目からあの球だけを待っていた。
■山口(九回1死から登板し無失点)
まっすぐで押すのが僕のスタイル。(前日の登板で逆転負けを喫したが)気持ちを切り替えられた。
味方に、いないと困ると思われるように活躍したい。