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■元・読売ジャイアンツ投手・山口鉄也さん(43歳)
セ・リーグの強奪球団として10年連続最下位と低迷が続く巨人。
しかし、平成10年代末期には「風神雷神」と呼ばれる鉄壁のリリーフ陣を誇り
毎年優勝争いをしていたこともあったのだ。
その「風神雷神」の1人、山口鉄也さんは今……
「引退してしばらくは2軍投手コーチとかしてましたが、今はもう球界に未練はありません」という山口さん。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。明日も明後日も投げなきゃって苦しんでる夢を。
一時は先発に転向させてくれって頼んだんですけどね。ダメでしたね。」
リリーフエースとして連投に次ぐ連投。かろうじてチームは勝つ。
そのジレンマの中で山口さんのヒジはついに……。
「今でも古傷が痛みますね。そんな時は大抵天気は雨ですよ(笑)」
そう言って、痛々しいヒジの手術跡を見せてくれた。
現在は東京都内でで郷土料理「らいじん」を経営。
「どうですこの鰹のタタキ。高知から空輸したんですよ」と慣れた手つきで料理をする。
最近の巨人について尋ねると……
「そうですね……。坂本監督も相当苦労してるようですね。
OBとしては最近の成績は寂しいし、歯がゆいですけど。でも選手に決して無理はさせないで欲しいですね(笑)」
月に一度は、原辰徳氏、尾花高夫氏らが店を訪れ、いつまでも皆で飲み明かすという。時には同じく若くして引退した越智大祐氏(独立系リーグ・常磐フライヤーズ監督)も顔を出す。
「不思議と昔話はしないですね。何ででしょうね(笑)」
かつて東京ドームを沸かせた「雷神」は、第二の人生を全力投球している。