09/06/03 17:02:46 jpBk+ANpP
─カープナイスショット 末永「次は捕る」─
今回は5月24日、西武戦での1コマ。七回、「おかわり君」こと中村が右翼へ鋭い打球を放った。
これを追ったのが末永だ。落下点を一瞬で判断すると、背走し左足でジャンプ。
しかし、思い切り腕を伸ばすものの打球はグラブの上を通過。末永はその勢いのままフェンスに激突した。
翌25日、本人に写真を見せると「打球の追い方を失敗してしまった」と悔しい表情。
衝撃によるケガについては「ちょっとムチ打ちみたいだけど大丈夫ですよ」と笑っていた。
写真でも分かるように、新球場のラバーは柔らかく厚い。その結果、衝撃が吸収され、大きなケガを免れた。
末永は「これからもこういう思い切ったプレーはしていきたい。次は捕りますよ」と意気込んでいた。
─こちら胡町3番地 寝ソベリア直射日光対策は・・・─
新球場の目玉の1つが、バラエティーに富んだシートだ。
スタンドのファンを取材すると、リピーターの多くが前回とは違う場所で観戦を楽しんでいる。
5月29日、先発投手の練習中に寝ソベリアシートの上に、ブルーシートがかけられた。
スコアボードが故障し修理のため?─実はそうではなかった。
球団関係者によると「日差しを遮るものを作れないかと思って試してみた」とのこと。
これからますます直射日光が強くなる。寝ソベリアシートは人工芝の上にソファを配置しているため、
普通のシートよりも照り返しが強い。快適に観戦を楽しんでもらいたい─球団側のそんな思いが、
試しにブルーシートを設置したのだ。しかし、この日は千葉マリンスタジアムを思わせるほどの強風。
シートは風になびきし失敗に終わった。それでも今後、さまざまな試みを行うという。
カープの新しい聖地となったマツダスタジアム。
ファンが快適に過ごせる空間を作るため、球団の試行錯誤は続く。