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「わかさスタジアム京都」全面改修へ =西京極野球場 22年ぶり
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京都市は今冬から、西京極総合運動公園野球場「わかさスタジアム京都」(右京区)
のグラウンドを22年ぶりに全面改修する。グラウンド機能の向上が狙いで、
来年5月上旬にリニューアルオープンし、プロ野球公式戦の誘致を目指す。
市が西京極野球場として1932年に開設し、87年には京都国体開催に備え、
スタンドや照明などを含めて全面改修した。本年度からネーミングライツ(命名権)導入で
「わかさスタジアム京都」に名称が変わった。
前回の改修以降、財政難などを理由に大規模改修を行っておらず、
グラウンドの水はけが悪化したり、芝の劣化も進み、利用者から改修を求める要望が出ていた。
国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金(約22億円)を活用できる
ことから、グラウンドの土と芝生、地下の排水管をすべて入れ替えることにした。
工事期間中の12月から4月まではグラウンドが使用できなくなるため、
例年この時期に開催している大学野球や社会人野球などの主催者に事情を説明し、協力を求める。
改修費は1億円程度を見込み、22日に開会予定の6月定例市議会に
追加補正予算案を提出する。市スポーツ企画課は「利用者には不便をかけるが、
競技環境を整え、2005年以来となるプロ野球公式戦を開催できるよう取り組みたい」としている