09/04/10 03:55:30 Szxme3RX0
これも“ボビー色”排除の一環なのか。
ロッテの久保康友投手(28)と阪神の橋本健太郎投手(28)の交換トレードが発表になり、
球界がざわついている。中継ぎ投手陣の強化が目的のロッテと、先発陣を補強したい阪神とで
思惑が合致したというのがトレードの理由。
だが、久保は昨シーズンこそ4勝(7敗、防御率4.94)と不本意な成績だったが、
05年に松下電器から自由枠でロッテに入団した1年目は10勝(3敗、防御率3.40)を挙げて、
ロッテの日本一に貢献。新人王も獲得し、翌06年は開幕投手も務めたロッテの生え抜き右腕だ。
通算成績は96試合に登板して30勝31敗、防御率4.19。
対して橋本は、05年にドラフト4巡目で日本新薬から阪神に入団。1年目こそ51試合に
起用されたが、昨季は10試合に登板して未勝利。通算成績は109試合に登板して6勝4敗1S、
防御率3.73。
選手としての“格”からいえば、久保の方が何枚も上なのは明白。不釣り合いなトレードといわざるを得ない。
当然、このトレードにバレンタイン監督は反対していた。
「キャンプ中にフロントから話を聞かされたとき、タイガースの橋本というのはどんな投手か知らない。
それを先発要員の久保と交換なんて理解できないと待ったをかけていた。にもかかわらず、
フロント主導でトレードを強行した」(球団事情通)というから穏やかではない。
「久保はボビーがかわいがっていた選手。体制一新を印象づけるために、トレード要員として
白羽の矢が立ったのではないか」(マスコミ関係者)
今季限りで“クビ”が決まっているボビーは打つ手もなく、3日付の自身のブログで
「フロントが久保投手のトレードを決定した」「たくさんの良い球を投げてきて本当に優秀なヤングマン」
「このトレードについてはあまりしゃべらないように言われた」と、憤懣(ふんまん)やるかたない
心情を吐露するのが精いっぱい。
ロッテのフロントは戦力ダウンを承知のトレードを敢行してでも、ボビーの優勝だけは阻止したいらしい。
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