09/04/06 17:56:20 I0QwMeAI0
─５番シーボルは開幕２戦連発（4/5）─
シーボルが初の開幕２試合連続アーチで２連勝に貢献した。
八回。栗原の逆転３ランの直後にＭ・中村のシュートを左翼席へ。貴重なダメ押し弾となった。
「クリ（栗原）が前の打席で打ってくれて、リラックスして打席に入れたよ。
今はコンディションがいいから」とニヤリ。昨年は15本塁打とパワー不足がささやかれたが、
早くもチームトップの２号。来日２年目で日本球界にも慣れたという助っ人は
「今年は１４２本くらい、いけますよ。自分はホームランバッターではないけど」と冗談がさえていた。
─永川 開幕から２戦連続Ｓ─
永川が開幕から２試合連続セーブを挙げ、守護神健在をアピールした。
脇谷、木村拓を連続見逃し三振に抑えた。二死から亀井には右線二塁打を浴びたが、
鈴木を左飛に仕留めゲームセット。「流れがいいですね。何でも勝てればいいんですよ」。
２夜連続の逆転勝ちでのセーブにうれしそうだった。
─石井 代打で登場も初ヒットお預け
石井が１点リードされていた八回、先頭打者として代打で登場。出塁が求められる状況で、
移籍後初の打席に立った。「緊張はしました。場面が場面だったんでね」。
左邪飛に倒れると、九回の２打席目は１ゴロ。ヒットは出なかったが、
八回には昨年まで在籍した横浜での打席テーマが流れて「うれしかったです」と喜んでいた。
─安仁屋宗八本紙評論家の目 Ｗ健太の活躍導いた守備力
「Ｗケンタ」の活躍にすがすがしい気分だ。八回、栗原は逆転３ランで勝負強さを見せた。
これぞ４番の働きだ。前田健は昨年、巨人戦で２勝０敗という相性のよさを自信で示していた。
そんな２人のほかにも「ヒーロー」がいる。守備力だ。三回、梵は亀井の三遊間よりの強いゴロと、
鈴木のマウンドに当たって弱まった打球の２つを処理した。続く小笠原の一塁線よりのゴロも、
栗原が好捕して前田健を助けた。五回二死二塁では、亀井の打球を梵がはじいた（記録は失策）が、
素早くカバーした東出が本塁に突入した脇谷を刺した。一打同点の場面だった八回二死満塁では、
坂本の三遊間へのゴロを、三塁・木村がしっかり打球を止めてアウトにしたのも大きかった。
ミスもあったが、みんなでカバーする意識は高い。カープに昨年までになかったいい流れが生まれている。