井端弘和7at BASE
井端弘和7 - 暇つぶし2ch37:代打名無し@実況は野球ch板で
09/04/15 16:14:05 P7Vp85Mp0
391 名前:燃えよ名無しさん[sage] 投稿日:2009/04/15(水) 16:07:51 ID:chbFO3xE0
ゲンダイでプロが認めるプロの技とかいう新企画が始まってて
1回目は仁志が井端について語ってたので転載


仁志はしばし考え込んだのちに、「やっぱりアイツかな」と中日・井端の名前を
挙げた。
荒木との二遊間は「日本一」と言われ、その堅実な守備力にはもともと定評がある。
「といっても、肩がどうとか、フットワークがどうとか、井端のスゴさはそういう
とこではない。守備における、彼の創造力。想像力じゃなくて、創造力ね。それが、
スゴイよね」
そう言って仁志は、「象徴的だった」とひとつのプレーを挙げた。
昨年の巨人とのCS第2ステージ。同点の八回1死満塁のピンチで、1点もやれない
中日の内野陣は当然のことながら前進守備を敷いた。ここで打者高橋由の打球は
二塁ベース寄りのゴロ。これを腕を伸ばして好捕した井端は、本塁へは送球せず、
そのまま二塁へ走ってベースを踏んだ。さらに体をクルリと回転させて一塁へ好送球。
併殺を完成させたのだ。
「あの打球は確かに、本塁に送球しても間に合わない。ただ、前進守備を敷いたら、
内野手は普通は本塁にしか投げられない。そのための守備隊形ですから、あらかじめ
いろんなケースを想定はしていても、体が反応しないんです。それを瞬時に最高の
判断をして、実行に移した。想像していたからできたのではなく、創造のプレーです。
発想の良さと言ってもいい。創造、発想は持って生まれてきたものではない。常に
何が最善か、頭を働かせている証拠。打撃でも走塁でも、井端のプレーには創造力、
発想力の豊かさを感じる」
そして、仁志はこう続けた。
「一緒にプレーしてみたいと思わせる数少ない選手のひとり」
これ以上のホメ言葉もあるまい。



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