09/03/24 15:46:46 +hpHU4AL0
優勝してなお「監督のおかげじゃない。あれだけの選手をそろえれば当たり前」
といわれる原さんが好きだ。
思えば原さんは華やかな道を歩いてきながら、いつも控えめな男だった。
優勝したシーズン、打点王をとっても、マスコミからはチャンスに打てないと叩かれ、
35本程度のホームランでは巨人の4番としては価値がない、とも言われた。
そんな中でも原さんは卑屈にならず、かといっておごらず、
いつもさわやかに熱く野球を愛していた。
自分が初めて巨人戦を見に行ったのは、まだ後楽園球場のときだった。
先発の江川投手が打ち込まれ、広島に完敗の内容の試合、家路につくファンもちらほら見えたとき、
原さんが打ってくれた滞空時間の長いソロホームラン・・・マスコミに言わせれば
「焼け石に水のホームラン」が、当時野球少年だった自分にどれだけ勇気を与えてくれたか、
マスコミの人たちはわからないかもしれない。
それ以来25年・・・原さんとともに巨人を愛してきた。
原さんが巨人を追われるように辞任したとき、巨人ファンをやめようかと思ったこともある。
でもHPでの原さんのコメントを見て、考えを変えた。自分は原さんの信じた巨人を信じることにした。
多分この優勝をもってしても、原さんは名監督とは言われないだろう。
でもそんな原さんが、俺は好きだ。
みんなが一挙手一投足に注目する、並の人間ではしり込みするだろう光の中で、
ただただひたむきに戦い続け、そして結果を出しても出さなくてもファンのために戦い続けた原さんが好きだ。
誰がなんと言おうと原さんが大好きだ。
ありがとう、原さん。こんな夢を見れるとは・・・感謝してもしたりない。
今日は思う存分勝利の美酒に酔いしれてほしい。
そしてまた新しい熱い戦いを見せてください。原さん・・・ありがとうございます。