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楽天との練習試合で新人バッテリー先発
ベイスターズニュース 2009/02/22
横浜は春季キャンプ第5クール第1日の21日、沖縄・久米島町立久米島野球場で楽天との練習試合を行い、2-1で逆転勝ちした。
三浦、仁志らベテランは宜野湾市立野球場で調整した。
試合は藤江(東邦ガス)-細山田(早大)の新人バッテリーが先発。
大矢監督は藤江について「一発は打たれたが完ぺきに抑えるよりはよかった」、2安打した細山田については
「実戦派。何とか食らい付いて打った」と感想を語った。
また、19日の練習試合(対LGツインズ)で左アキレスけんに死球を受け負傷退場した松本(早大)に関して、
大矢監督は「もうバットを振っているし問題ない。24日の練習試合(対サムソン)には出られるだろう」と語った。
要所で持ち味
スタメン出場では今キャンプ初となる藤江(東邦ガス)-細山田(早大)の新人バッテリーがともに見せ場をつくった。
先発藤江は初実戦。立ち上がりは緊張からか、ややボールがばらついたが、2三振で切り抜ける上々のスタート。
二回一死から、鉄平に高めのチェンジアップを右翼席へ運ばれ「置きにいって打たれ、びっくりした」と振り返りながらも、
要所にフォークボールでカウントを稼ぐなど「全体的にはよかった」と及第点の出来。
一方の細山田は初めて9回を任され「最初は緊張した」。放った2安打はともにランエンドヒットを成功させたもので、
思わず大矢監督も「実戦派だね」と目尻を下げた。
マスクをかぶっても落ち着いていた。二回一死一塁からは盗塁を刺し、さらに九回一死二塁からは離塁し戻りかけた二走を
三塁に送球せず二塁でけん制死に仕留めた。
ただ、リード面では藤江に何度も首を横に振られる場面もあり、福沢バッテリーコーチは
「まだコミュニケーションがうまく取れていない」と課題も残った。
「少しホッとした」と息を吐いた細山田は「自信がついたとまではいえない。これからの実戦も一生懸命やりたい」
と浮ついた様子は一切なかった。(織田 匠)