09/01/13 23:29:34 1iJOHUq70
落合伝説■監督として現有戦力の底上げでリーグ優勝
2004年、落合は、中日の監督として様々な斬新策を打ち出した。
1年間の解雇・トレード凍結、1・2軍を切り分ない春季キャンプ、
一芸を磨く指導、トスバッティングの廃止。
現有戦力の10%底上げによる強化を図った落合中日は、開幕戦から復活を
かける川崎憲次郎先発で幕を開けた。それが大きな痛手となってしまうのを
防ぐ最善の策だったことが明かされるのはシーズン後のことである。
キャンプから横一線でスタートさせ、支配下選手の大部分を1軍で起用し、
競争力を高める落合の采配は、1年目から功を奏し、6月に首位に立つと独走態勢を築く。
リーグ最小失策記録を達成する鉄壁な守備陣を作り上げ、抜群の投手力で僅差の勝利を
ものにする守りの野球を落合はシーズンを通じて貫いた。まさに巨人とは対照的なやり方で
リーグ優勝をもぎとったのである。