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新井、脱・兄貴&奪・一塁 来季は独り立ち 2
「兄と一緒にいれば野球の話はします。ああそうなんだ、そういうふうに考えてるんだ、と参考に
します。でも、それがすべてではない。ボクに合ってるかどうか分からない。(落合)監督や立浪さんも、
自分で考えてやることが大事だ、と、シーズン中から言われていました」
入団から3年、最も身近な師匠として兄がいた。本塁打王、ジャパンの4番、そして選手会の会長…。
球界の顔として大きくなっていく兄から、多くのものを吸収してきた。ただ、新井も来年は4年目。
プロとしてのノウハウも増えた。もう「新井の弟」ではなく「新井良太」としての個性を確立する
ときだ。
「ドラゴンズの新井」というイメージを浸透させるため、やるべきことは分かっている。結果を出す。
1軍戦力としての一本立ちだ。
「自分というものをしっかり持っていきたい。自分は自分。結果を出せば、自他共に認められると思う」
チャンスは待っている。ウッズと中村紀が去った。一塁は目下、新井、福田、新外国人のブランコが候補。
ブランコは米国2Aクラスの格安選手。横浜高出の福田は来年3年目で、一塁転向は2年目。
今年のウエスタン・リーグ首位打者の新井が定位置の最短距離にいるとみていいだろう。
トレーニングには兄と一緒に来た。だが、時間も内容も完全に別々で行った。
兄という師に依存することはもうない。退路を断つ勝負の年。一人で道をこじ開ける。