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藤井、スイッチヒッター再挑戦 開幕センターこじ開ける
中日・藤井淳志外野手(27)がスイッチヒッターを武器にセンターのレギュラーへの扉を
こじ開ける。ドミニカ共和国でのウインターリーグでメジャー選手と交流するなかで打撃への
自信が芽生え、ポジティブな姿勢も学び、来季はこれまでとはひと味違う藤井をアピールする。
4年目でのレギュラー奪取宣言。首脳陣にアピールするのは、攻守、俊足に2年間、封印していた
もうひとつの武器だ。藤井は高らかに宣言した。
「スイッチ(ヒッター)に戻します。シーズンの終わりに落合監督と話した時に左をやっておけと言われました。
(兼任打撃コーチの)立浪さんからも両方で打たせるからなと言われました」
藤井は現在右打ちで登録されているが、大学、社会人、そしてプロ1年目の06年は両打ちだった。
ところが、同年オフに、右一本に絞っての打撃力向上を狙った首脳陣の方針で、右打ちに専念。
2年間続けていた。
転機は、首脳陣の勧めだったが、中米での約1カ月の経験がさらに藤井を後押しした。「向こうで
やってる人は両打ちばかりなんです」
現地で仲良くなった、エンゼルスのレギュラー遊撃手で24歳のエリック・アイバーや、
ナショナルズの26歳、
アンダーソン・ヘルナンデスはともに両打ち。
藤井との交流はなかったが、同国出身で今やメジャーでもトップクラスの遊撃手、メッツのホセ・レイエスも
やはり両打ちだ。両打ちの宝庫で、バリバリのメジャーが活躍する姿に刺激を受けた。
「右を2年やって自分の中で気を付けなきゃいけないことははっきりしました。左のポイントも分かりました」。
今年、打撃が良くなってきたことに手応えをつかんだという。