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「松井秀喜に失礼 巨人に戻ってくるなということか」 ドラフト1位・大田の背番号『55』に巨人OB、関係者から怒りの声
ドラフト1位・大田泰示内野手(18)に背番号55を与えた巨人に対し、OB、関係者から怒りの声があがっている。
「いきなりルーキーにやるなんて松井に対し失礼。巨人に戻ってくるなということか」と-。
(以下、誌面より)
球団フロントは松井の了解を取ったと説明しているが、そういう次元の問題ではない。
打診され、本音はともかくとして、「嫌です」と真っ向から拒否する選手はまずいない。
ましてや松井は今ヤンキースにいるのだから拒否する立場にもない。
巨人での背番号騒動といえば、1994年に中日からFAで巨人に移籍した落合が愛着のある背番号6を要求した一件がある。
当時6番をつけていた篠塚が「僕にもプライドがある」と譲渡を拒否。
困り切った長嶋監督が「それなら、俺の永久欠番の3番でどうだ」と落合、信子夫妻にオファー。
「いくらなんでもそんな恐れ多い背番号はつけられません」と落合夫妻が恐縮して妥協。
1年だけ60番をつけ翌年、篠塚が現役引退した後に6番を受け継いだ。
「選手にとって背番号はもう一つの顔」と言われるのがよくわかる。
松井にとっても背番号55は生涯忘れられない思いが込められている。
長嶋監督から「王のシーズン通算本塁打日本記録55本を目指せ」という意味を込めてプレゼントされた背番号だ。
それだけに、巨人OBたちが怒り心頭なのもよく分かる。