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大豊手記 概略
「台湾に怪物がいる。」
と僕を加藤オーナーに紹介してくれたのは、現在は中日新聞販売店を経営する松井さんだった。
松井さんのお父さんが加藤オーナーの友人と言う関係から、
松井さんの仲人をオーナーが務める程の間柄。
「君が言うなら、大豊を獲ろうじゃないか。」
とオーナーも快諾し、松井さんは僕の日本での父親代わりになってくれた。
当初の契約金は5000万円だったが、松井さんの口添えで7000万円になり、
入団時に「500万円は大豊がタイトルを獲得したときに自ら渡したい。」
と加藤オーナー預かりとなった。
阪神移籍を告げられたとき、オーナーが健在なら、こんなトレードがあり得たのかと思った。
阪神一年目に5200万円の減俸となり、「サッチ-の懐に行くんじゃないの。」
という僕の発言が騒動となったお詫びにサッチ-が宿泊するホテルへ。
「何よ。あんた。」
といきなり言われた。サッチ-はスポーツ新聞を読んでおらず、騒動を知らなかった。
それでも、わけを話して謝罪すると
「そんな事より、あんた。野村のために一本でも多く本塁打を打ってあげなさいよ。」
と逆に激励された。
by東スポ