トライアウトで巨人の大量解雇が判明at BASE
トライアウトで巨人の大量解雇が判明 - 暇つぶし2ch532:代打名無し@実況は野球ch板で
08/11/21 13:02:56 QAx/tTwg0
>>520
本当にあまり現状を知らないのと、短文ではこちらの意図が伝わってないみたいなので長文レスするけど、
巨人は今FA補強から育成やトレードを含めた総合的戦力補強への転換を行っているところ。
これのフラッグシップをとってるのが清武球団代表。これが可能になったのは以下の経緯がある。

もともと巨人は読売中興の祖である正力松太郎が強大な力をもっていた。彼はプロ野球の父と呼ばれるぐらい
NPB設立の際に尽力し、強い発言権を持っていたからね。そのあとを継いだのが正力亨。
そこに現れたのが政治部あがりの敏腕記者ナベツネだったわけ。彼は松太郎死後、亨をもりたてるという形をとっていたが、
務台が死んだあと野心をあらわし、亨を名誉オーナーという形においやり、ナベツネ一派が巨人経営の中心にすわった。

その後一リーグ構想や彼の提唱するスターシステム(スターをとることで戦力を維持するというやり方)で散々球界が
かき回されたのはご存知のとおり。ナベツネ一派が中心とはいえ、巨人関係者にも戦力均衡と育成をしながら
NPBと自軍を両方発展させようとする良識派は一応いた。

しかし、ナベツネの権力が強大になり、子飼いの三山(政治部あがり)を球団代表にすえると、松井の穴があったとはいえポジションの違う
ぺタをとったり、バランスを考えない巨艦大砲オンリーの補強を開始。これが批判を受けるわりに、
戦力としての底上げがまったくできないというコストパフォーマンスの悪さで2005年前後巨人は暗黒時代を迎えた
(堀内の手腕に批判がしばしば集まるが、彼は貧乏くじをひかされたということもできる。最大の原因はフロントの問題))

ところがナベツネも一場裏金問題でバッシングを受けた。更にそれを機に読売の反ナベツネ派の発言権が増した。
いくら裏金でたたかれたとはいえ、反対勢力が身内にいなければオーナー辞任とかありえない。三山は追放され、
社会部畑(繰り返すがナベツネ、三山は政治部畑)の清武が球団代表の座についた。

清武は野球通でも知られ、補強はもちろん必要だが、そのときのチームに足りないものを適切に補うことが大切だと考えていたため、
その方向にチームは進んだ。しかし、ナベツネの力も依然としてあり、読売グループは危うい均衡のうえに転換路線をはかることになる。
(つづく)


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