08/11/02 12:50:47 IYK5gK/S0
逆に最も印象深い敗戦は、96年７月の阪神戦。
新庄君に３ランを打たれて負けたのですが、
試合後ユニホームを着たまま、星野監督から２時間説教されました。
そして「クビだ」とも。
その晩は「クビになったらどうしよう」などと考えて眠れず、
亡くなられた島野さんの助言もあって翌朝、星野監督のお宅へ謝罪に出向きました。
ところが、最初に応対してくれたお嬢さんがお茶を出してくれたのですが、
星野監督は「山本さんはコーヒーが好きなんだよ」って。
その言葉が何を意味するのか、今でも分かりませんが、
少なくとも前夜のムードは全くなく、
そして何のわだかまりも残らず次の試合に臨めました。
もちろんプロの投手として、
１試合の結果が人生に直結すると思い知らされた敗戦でもあります。