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【広６－３ヤ】４番栗原が、広島市民球場では最後の公式戦で一発を放った。５回２死一塁から、川島亮の高めの直球を完ぺきにとらえ、
左翼席中段へ。プロ初本塁打もここで放っており「本当にいろいろなことがあった。寂しい気持ちもある」と感傷に浸った。
初の１００打点まであと１。チームもプレーオフ進出へ勝負どころを迎えている。「チームには明確な目標があるし、それに向けて、まとまっている」と力強く話した。
【日１―４ロ】勝ちパターンが崩れるショックの大きい敗戦。日本ハムは３位の座をロッテに奪われ、自力でのクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出の可能性が消滅した。
梨田監督は「幸先よく１点取れて逃げ切ろうと思ったが。１点では抑えの投手には重かったかもしれない」と嘆いた。
少ない好機を生かして５回に先制。藤井が７回無失点で、あとは「うちのパターン」と指揮官が信頼する建山、マイケル中村のリレーで逃げ切るだけだった。
だが、連投続きの建山が８回に打ち込まれ、逆転を許した。同点打を浴びた左の代打・福浦に対して左投手を投入する策も考えられたが、指揮官がこだわった継投がここ一番で裏目に出た。
敗れればＣＳ出場が絶望的になる２９日の先発はダルビッシュ。梨田監督は「みんなで少し多めに点を取ってあげて勝ちたい」とエースに挽回を託した