★長文で好きな球団を語るスレ2★at BASE
★長文で好きな球団を語るスレ2★ - 暇つぶし2ch353:代打名無し@実況は野球ch板で
08/08/05 07:17:56 mkou+udG0
中日の山本昌がナゴヤドームでの対巨人戦で完投勝利をあげ、
42歳11ヶ月の史上最年長で史上24人目の通算200勝を達成しました。
中日に所属した投手の200勝達成は杉下茂氏以来51年ぶり。
杉下氏は昭和生まれでなく名球会への入会資格外であったため、中日投手から初めて名球会入りの資格を手に入れたことになります。
200勝を達成した歴代投手に比べると、山本昌の初登板はプロ入り3年目、初勝利は5年目と最も遅咲きでの200勝到達ということです。
紆余曲折あった中での偉業達成でしょうが、本当におめでとうございます。

Wikiの山本昌の項目にもありますが、彼の直球の回転数を調べたところ1秒間に52回転していたとのことです
(通常の投手の1秒間の平均回転数は37回転)。
同じ初速で投じられた場合、回転数が高い方が打者到達時の速度は高いと思われがちですが、実際には逆の事象が発生します。
ではなぜ打者は山本昌のストレートを「球速以上に速い」と感じるのでしょうか。
直球はボールにバックスピンをかけるように投げますが、その回転が多いとボールに働くマグナス力により揚力が発生し、
平均的な回転の同初速で投じられた直球よりも打者到達地点が高くなります。
そのため打者が錯覚してしまい、「球速以上に速い」と感じてしまうのです。
山本昌は上記のような平均を大きく上回る回転をかけた「伸びのある直球」や速度差のある変化球を効果的に使用することで、
球速が遅くとも「速球派」としての投球術を実践していたのだと考えられます。
このあたりの話にご興味がある方は、『ベースボールの物理学』(著:ロバート・K・アデア)を一読されると面白いかもしれません。



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