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おめで大勝・3位浮上 吉村、2年3カ月ぶりゴール
2008年7月22日 紙面から
名古屋は大宮に4-0で大勝。前節首位の浦和は川崎に1-3で完敗、2位に
後退した。京都-F東京は1-1で引き分けた。第18節を終わり、勝ち点34の鹿島が
トップ、浦和、名古屋、G大阪が勝ち点32で並んでいる。
◆名古屋4-0大宮
守備の人・吉村が2年3カ月ぶりに喜びを爆発させた。前半16分だ。MF小川の
右クロスを受けた吉村が右足インサイドのシュートを放つと、ボールは巻くような弾道で
ゴールに突き刺さった。「小川がいいボールを入れてくれた。ここ何年かゴールが
取れてなかったけど、これくらいの周期で取れるんじゃない」。今季最多、4点爆勝の
きっかけとなった先制点にも、グランパスの汗かき役は味方への賛辞と謙そんを
忘れなかった。
今季の吉村は不完全燃焼のシーズンを送っていた。主力としてリーグ戦14試合に
先発しながら10試合、途中交代を命じられた。「納得できない」。強い口調で話す
吉村だが、途中交代の理由は分かっていた。自身の攻撃力不足だ。「これで周りも
パスを出してくれる」。攻撃パターンを研究され決定力不足に陥っていたピクシー名古屋。サイドと前線へのマークが厳しくなった時に繰り出す吉村のミドルシュートがグランパスの新たな武器となる。
昨年7月16日に結婚した。ホームには毎試合、妻が観戦に訪れる。「いつもは褒めて
もらえないけど、きょうは褒めてもらいますよ」。常に冷静沈着な吉村が一瞬はにかんで
みせた。 (小松弘毅)
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