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「中田見たい」２軍戦過熱 ６月滝川、８月は黒松内、函館で 集客に期待、イベントも
2008年04月14日(月) 15時37分
今季道内で開かれる北海道日本ハムのプロ野球イースタンリーグ（二軍戦）の試
合が、いつになく注目を集めている。理由は超大物ルーキーとして鳴り物入りで
入団し、プロ一軍の厚い壁を前にファームで修業を積んでいる中田翔選手。話題
の「怪物」を球場で一目見たいと、ファンの“熱”が各地に広がり、予想外の集客
効果を及ぼしている。（札幌圏部 村田亮）
中田選手の二軍スタートがマスコミ各社で報道された三月十四日、滝川市営球
場で六月十四日に開かれる日本ハム二軍の西武戦チケットが発売開始された。
「え、二軍戦で初日から二百五十七枚！？」。札幌のプロ野球チケット販売担
当者の間には、衝撃が走った。
十四日現在、チケットの売れ行きはすでに千枚を超え、昨季、網走市内で行わ
れた日本ハム二軍戦の前売り総数の三倍近くに達している。
同球場の収容可能人数は約四千人で、内野スタンド（大人千五百円）の七百席
はほぼ完売。内外野芝生席（同千円）にはまだ余裕があるが、次々と売れている
という。