08/06/07 17:22:01 L4g+5kH6O
>>192
山口も確かに奪三振が多い方だが越智とはタイプが違う。
今年の山口は27回1/3で奪三振30。
一方の越智は24回1/3で奪三振31と、イニングをかなり上回る三振を取っている。
この時点で判断するのは強引かもしれないが、こと三振を取る能力に関しては越智の方が上だろう。
越智は力投型で、かつ三振を狙って取れるタイプだが、山口はストレートは速く威力もあるものの、むしろ球のキレで勝負する中で三振もついてくるというタイプ。
往年の石毛というより、むしろ近年の林に似ている。
(ただ、マリオの場合は、落差の非常に大きいフォークという、分かっていても打てない絶対的な決め球があり、それで奪三振が多かった。
球のスピードが特に秀でていた訳ではないから、また違ったタイプか)
因みに、巨人投手陣主力の奪三振率を並べてみると
クルーン 14.85
豊田 12.93
越智 11.47
山口 9.76
内海 9.17
グラ 8.07
藤田 7.90
西村 5.56
となる。
クルーンは分かるが、豊田も奪三振率が高い。
豊田の球速を考えると、コントロールの良さとフォークボールが大きな武器になっているのが分かる。