08/04/30 00:13:23 5fhBHPet0
もう少し続ける。
星野退団後の監督が高木・山田とどちらかというと静のタイプの監督であり、
結果として二人とも勝ちきれない(優勝しきれない)監督となった。
ということもあって中日では闘将でなければ勝てないというイメージまでもが
当時の中日にはあった。 (静タイプの監督では駄目)
だから、むしろこの二人の監督の時点では、星野が勝ち切れるという点からも
いい監督というイメージはあったと思うし、むしろ闘将というやり方であったから
こそ優勝できたのだという評価でもあったと思う。
そこで落合の登場である。 彼は星野とは真逆のやり方で星野以上の結果を残して
みせた。 中日を星野の呪縛から解き放った瞬間と言ってもいい。
闘将星野中日でしか優勝できないという呪縛から解き放っただけでなく、けして
高木・山田のやり方が間違っていたのではないことすら証明してみせた。
特に現在の山田に対する評価は落合によるところ大だと思う。
仮に落合が高木・山田同様勝ち切れない存在であったならば、星野の呪縛は中日に
いまもって存在していたと思う。
中日は落合によって闘将星野中日から完全に決別できたといえる。