08/05/17 10:49:20 FQgXZ7e00
>>85の続き
ボスニア人は10世紀に前封建的な統一体を成し
12世紀から半独立状態を君主制になる14世紀まで享受した
15世紀にはオスマン帝国に従属させられた
15世紀から19世紀にかけて、独立状態を保った南スラヴ人の国はドゥブロブニク共和国及びモンテネグロのみであった
ドゥブロブニク共和国は1808年にフランス帝国によって廃止され
モンテネグロの独立は1878年に正式に認められた
1817年よりオスマン帝国内で自治公国となっていたセルビアも1878年に独立が正式に認められた
同じく自治公国となっていたブルガリアは1908年に正当な独立国となった
それ以外の南スラヴ人は依然として二大帝国―ハプスブルク帝国とオスマン帝国の支配下で生活していた
だが1912年-1913年のバルカン戦争、1914-1918年の第一次世界大戦を経て
この二つの帝国は崩壊し、南スラヴ人は二つの王国にまとめられた
ブルガリアとセルビア・クロアチア・スロヴェニア王国である
1991年から1992年にかけてユーゴスラビア社会主義連邦共和国
2006年にセルビア・モンテネグロがそれぞれ解体したため
南スラブ人は現在七つの国
ブルガリア、マケドニア共和国、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロヴェニアに居住している