07/09/23 01:32:09 9vE5/QYD
>>754
>レーニンは、帝国主義論で「不誠実な日本人」を論じとる。
アメリカのフィリピン政策は非難されて当然だ。
日本の朝鮮統治の方が、米国のフィリピン統治よりも、穏健だった。
アメリカは、米西戦争でフィリピンを独立させると約束していたのに、
1899年のパリ条約以降フィリピン人の独立を反古にした。
怒った独立派フィリピン人が蜂起して、米比戦争になった。
アメリカは、14年間にわたり、60万人のフィリピン人を大虐殺して答えた。
ダグラス・マッカーサーの親父のアーサー・マッカーサーは、
フィリピン初代軍政総督であり、虐殺をやっている。
米比戦争
ジェイコブ・スミス准将指揮下の陸軍とリトルトン・ウォーラー少佐の率いる
海兵隊部隊がゲリラ掃討作戦を展開。非戦闘員の大量処刑などの残虐行為が発生。
ウォーラー証言・10歳以上の男子はみな戦闘員とみなして
「殺し、焼き払い、捕虜は取らず、
サマール島内を『人気のない荒野(howling wilderness)』にせよ」
1934年米国議会はタイディングス・マクダフィー法で十年後の完全独立を認め、
フィリピン議会もこれを承諾しフィリピン自治領に移行した。
1935年、フィリピン憲法成立。この憲法は日本国憲法と同じく、
交戦権放棄などを含む米国自治領憲法。米軍が占領した国において、
「米軍の駐留」と「交戦権を認めない自治領憲法」は双子だ。
形式的な独立を認める取引に、この2つの要求が存在する。